BMIとは
BMI(体格指数)は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったものです。世界保健機関(WHO)はこれを使って成人を分類しています。18.5未満は低体重、18.5〜24.9は普通体重、25〜29.9は過体重、30以上は肥満で、肥満は30・35・40を境に3つのクラスに分かれます。
体重計とメジャーだけで測れるので、広く使われています。大きな集団で見ると、BMIが高いほど2型糖尿病や心臓病、一部のがんのリスクが高くなります。
BMIではわからないこと
BMIには、体重が何でできているかが見えません。筋肉質の人は引き締まっていても「過体重」になることがあり、筋肉の少ない高齢の人は健康的な範囲にいても脂肪が多いことがあります。脂肪がどこにつくかも大切で、おなかまわりの脂肪のほうがリスクが高いとされます。ウエストが身長の半分未満かどうかは、簡単でよいチェックです。
アジア系の人では、より低いBMIからリスクが上がり始めるため、多くの国では23と27.5を区切りにしています(日本では25以上を「肥満」とする独自の基準があります)。子どもや10代のBMIは、ここでの分類ではなく、年齢と性別ごとの成長曲線で判断します。
体重を変えたいなら
小さく着実な変化が長続きします。目安は1週間に約0.25〜0.5 kgです。BMIが高い人なら、体重を5〜10%減らすだけでも血圧、血糖値、コレステロールが改善します。グラフ上の数字よりも、毎日何を食べるかのほうが大切です。
よくある質問
- 健康的なBMIはいくつですか?
- WHOによると、成人では18.5〜24.9です。アジアの多くの国では、より低いBMIからリスクが上がるため、18.5〜22.9を使っています。
- BMIは正確ですか?
- BMIは手早くできるスクリーニングの数値で、集団としては正確ですが、一人ひとりについてはそうとは限りません。筋肉と脂肪を区別できないからです。ウエストのサイズ、体脂肪、健康診断のほうが全体像をよく示します。
- BMIは男女で違いますか?
- 成人の女性と男性で、計算式も分類も同じです。同じBMIでも女性のほうがふつう脂肪が多く、これもBMIが大まかな目安にすぎない理由のひとつです。
- 子どもにも使えますか?
- いいえ。子どものBMIは、正確な年齢と性別に合わせた成長曲線と比べて判断します。小児科の医師にご相談ください。












