夕食後の胸やけ、夜に上がってくる酸っぱい味、横になると悪化する咳。逆流性食道炎(胃酸の逆流)は、もっともよくある消化器の悩みのひとつで、まず気になるのは食べ物のことです。正直な答えは2つに分かれます。多くの人が不調を感じる短いリストと、あなたを悩ませるもののずっと個人的なリスト。見つける価値があるのは後者です。
この記事は一般的な情報であり、医学的なアドバイスではありません。逆流がたびたび起こる、夜中に目が覚める、飲み込みにくい、体重が減っている、といった場合は医師の診察が必要です。医師から食事の指示を受けているなら、そちらが優先です。
よく挙げられる食べ物
胸やけと結びつけられることが多い食べ物と飲み物です。すべてに反応する人はいません。
- 量の多い食事、脂っこい食事、揚げ物 ― 胃に長くとどまり、胃と食道のあいだの弁をゆるめます。
- アルコールと炭酸飲料。
- コーヒーと濃いお茶 ― 人によります。
- チョコレートとペパーミント。
- 辛いもの、トマト、柑橘類 ― 主に、すでに荒れている食道を刺激します。
- 玉ねぎとにんにく、特に生のもの。
これらの食べ物をひとつずつ除いて調べた研究では、リストが示すほど強い根拠は見つかりませんでした。「念のため」すべてをやめても、実際に自分に影響するものだけをやめる以上の効果はまずなく、食事が必要以上に味気なくなります。だからガイドラインは一律の除去をすすめず、代わりに自分の引き金に気づくことをすすめています。
何を食べるかと同じくらい、いつ食べるかが大切
- 夕食から寝るまで3時間ほどあける。ある研究では、夕食後3時間以内に寝た人は、4時間以上あけた人に比べて逆流のリスクが数倍高くなっていました。
- 1回の量を少なめに ― 満腹の胃は上へ押し上げます。2回の大きな食事より、控えめな食事を4回のほうが楽なことが多いです。
- ベッドの頭側を15〜20 cm高くする ― 症状が夜に出る場合に。左側を下にして寝るのも試してみてください。
- 体重が多めなら、少し減らすことが、もっとも根拠の強い変化です。
自分の引き金を見つける
食べたものと、1日1回、おなかの調子を書きとめます。それだけです。2〜3週間たつとパターンが見えてきます。コーヒー全般ではなく空腹時のコーヒーかもしれないし、トマトではなく夜遅くの大盛りパスタかもしれません。一晩の不調では何もわかりません。何日も繰り返すつながりなら、対処する価値があります。メモは医師のところへ持っていきましょう。話がずっと実りあるものになります。
foodoo ができること
foodoo には「特別な食事」モードがあり、逆流性食道炎のほか、胃炎、痛風、腎臓病、過敏性腸症候群、妊娠、一部の食べ物と相性の悪い薬など16のケースに、すぐ使える出発点を用意しています。選んだら、ルールをひとつずつ編集します。避ける、控える、気にかけるだけ。写真、言葉、バーコードから記録した料理はどれも、その特徴が読み取られます。酸っぱい、辛い、揚げてある、脂っこい、炭酸入り、カフェインやミント入り。食事に合わないかもしれない料理には、結果と日記に控えめなメモが表示されます。判定は下しません。「これには入っていない」と伝えることもできます。
希望すれば、遅い時間の食事にも専用のメモが出ます。1日1回の短いチェックイン(「今日のおなかの調子は?」)をもとに、アプリは食べたものと体調のあいだにあるあなた個人のつながりを探します。偶然がパターンに見えないよう統計的に確かめ、つながりが確かなときだけ、その引き金について知らせるかどうかを提案します。医師向けレポートには食事のセクションが入り、そのまま共有できます。「特別な食事」は foodoo Premium の機能です。
出典
- Katz PO et al. ACG Clinical Guideline for the Diagnosis and Management of Gastroesophageal Reflux Disease. American Journal of Gastroenterology, 2022.
- Kaltenbach T, Crockett S, Gerson LB. Are lifestyle measures effective in patients with gastroesophageal reflux disease? An evidence-based approach. Archives of Internal Medicine, 2006.
- Fujiwara Y et al. Association between dinner-to-bed time and gastro-esophageal reflux disease. American Journal of Gastroenterology, 2005.













